2011年12月22日木曜日

ゆず湯

本日は、風呂道にとって、とても大切な日です。
冬至は、正月、クリスマスなど、生まれ変わりをイメージする。一年が終わり、次が始まる日でもあります。暦の問題で、正月がずれたり、キリストの誕生日になぞらえたり、少しずれは有りますが、どの宗教も、この日を大切にしているのは、再出発を意味するからに違い有りません。今年は、東日本大震災、原発事故と大きな不幸に包まれた一年でしたが、風呂に入り、すべてを洗い流しましょう。

これぞ、風呂道(風呂ソフィー)の極意であります。

ここで風呂ソフィーの説明。風呂によるフィロソフィー哲学!茶の湯や、禅に続くの日本の精神文化とご理解ください。


冬至にゆず湯につかるのは、とても面白い事なのです。
冬至(とうじ)に湯治(とうじ)
風呂に入る事で、健康になる事を、この日になぞらえる、江戸文化の粋
ゆず湯は、融通(ゆうずう)を結ぶ、ことから、ゆず湯でもあります。


ゆず肌という言葉が有るように、柑橘系のゆず肌はでこぼこですが、これが不思議に美肌効果がある。ビタミンC豊富で、湯に浮かべるゆずを肌にこすりつけても、この凸凹肌が、血行を促進します。


風呂に入る事で、イライラや病を治す、冬至の湯治。
皆さんも風呂ソフィーを楽しみましょう。

2011年12月21日水曜日

復幸の鐘

最近雑音が大切に思えてきて、・・・・
東北の沿岸部は、震災が発生するまでは、活気のある街でした。
津波によって、営みがすべて飲み込まれて、今は、何もなくなってしまったのです。
先日、石巻から、陸前高田に調査に行ったとき、音の無い世界を体感しました。
被災地で、重機が動いていない瞬間は、水を打ったように静かで何も無い事が押し寄せてきます。
一緒に調査に行っていたZENKON湯チームの石井さんとその後、話をしてあの地に音を取り戻したいと、
『復幸の鐘』プロジェクトをやってみようかと思っています。
やる事は、簡単で、3月11日14時46分18秒に被災地に向かって、祈りを込めて鐘を鳴らすというだけのものです。
お寺の鐘でも、教会のカリオンでも、フライパンをスプンで鳴らすでもかまいません。我々が鳴らす、営みの音が波となって、押し戻す事が出来たら素敵だと思います。
再び、幸せな営みの音をよみがえらせる事を祈りたいと思います。
現段階では口コミで広げる他しょうがありませんが、ホームページとアプリを作りたいと思っています。誰か協力していただける人いませんかね!

先日、陸前高田の一本松のそばに調査に行ったときに感じた事です。


空は青い大地はすべてが灰色
12時になる。
さっきまで、耕していた重機が止まる。
音が一瞬なくなる。
耳が周りの音を探す
行き場の無い閉じ込められた感じ
キーンと高くかすかな耳鳴りが聞こえる。
我をとりもどして、海の方向を向く
波打ち際に光が見える
想像力を駆使して波音を聞く
ガタン
鉄製の何かが転がる音
我にかえる。

2011年12月15日木曜日

FKプロジェクト

ここではまだプロジェクトの正式名称は書けませんが、平成24年3月11日に向けて、ZENKON湯とは、ひと味違ったプロジェクトを立ち上げました。
これからどのように転がって行くか分かりませんが、皆様興味を持ったところで、ツイッターかFacebookで、ご連絡をください。